ALSOK、平和管財を子会社化、60%取得でFM事業を強化、ビルメン大手を傘下に

■クボタから60%を取得、FM事業の生産性向上と提供価値を底上げ

 ALSOK<2331>(東証プライム)は12月3日、ビルメンテナンス事業を手がける平和管財の株式60%をクボタ<6326>(東証プライム)から取得し、子会社化する契約を締結したと発表した。FM(ファシリティマネジメント)事業の強化を目的としたもので、建物設備管理や清掃、防災業務などを統合的に提供する体制を拡充する狙いがある。アルソックはブランドスローガンを「ALways Security OK」から「ALwayS OK」へ進化させ、安全・安心を広く届ける企業姿勢を鮮明にしている。

 同社は1966年のビルメンテナンス事業参入以降、M&Aや子会社の統合などを通じてFM事業の拡大を進めてきた。建物設備の点検から修繕、防災、清掃衛生管理までを一括提供する体制を整備し、社会や顧客の多様化したリスクに対応してきた。FM業界では人材確保や生産性向上などの課題が続く中、平和管財の子会社化は同事業領域の強化に資すると判断した。

 平和管財は東京都中央区に本社を置き、ビルメンテナンス、警備・保安、施設管理、修繕・営繕、不動産事業を手がける企業で、資本金は5000万円。株主はクボタが60%、ヒューリックが35%、みずほ銀行が5%を保有していた。なお、今回の株式取得が今期業績に与える影響は軽微としている。ALSOKは今後も提供サービスの品質向上を図り、事業発展と企業価値向上を目指す方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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