【引け後のリリース】パイオニアが新年の米エレクトロニクス・ショーに新製品

引け後のリリース

■来年度は構造改革の本格化など期待要因が強まる

パイオニア<6773>(東1)は24日、米国で新年に開催される世界最大の家電・エレクトロニクス製品の展示会「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(「2015 International CES」:1月6日から9日、ラスベガス)に、2015年春に北米で発売するスマートフォンとの連携を強化したNEXシリーズの新製品などを出展すると発表した。

NEXシリーズは、静電容量タッチスクリーンと車室内空間に最適化されたユーザーインターフェースにより、ナビゲーション/AV/アプリなどの豊富な機能を快適な操作性とともにユーザーに提供するインダッシュ型のカーエレクトロニクス製品。さまざまなネットワークや通信規格に対応し、スマートフォンを介したクラウド上の多彩なサービスを利用することが可能という。

ほかに、たとえばミラー型テレマティクス端末(参考出品)は、音声操作とクラウド上の情報を使ってドライバーをサポートし、運転に役立つ情報を提供するさまざまなアプリケーションや内蔵カメラにより、快適で安心なカーライフを提供する。

本日の株価終値は227円(1円高)。今年の相場は9月初の352円を高値とする富士山型の相場になり、現在はほぼ年初の水準まで調整してきた。しかし、2015年度は家庭用オーディオビジュアル事業の売却などにより構造改革が本格化するとみられ、期待要因が強まるとみられる。

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