Genki GDC、直島町でハマチ・カンパチ養殖協業、水温安定の海域で年900トン

■2026年冬から本格出荷、魚べい全店で提供

 Genki Global Dining Concepts(Genki GDC)<9828>(東証スタンダード)は12月23日、有限会社三栄水産および有限会社大塚水産と、香川県香川郡直島町におけるハマチ・カンパチ養殖事業の協業開始を発表した。瀬戸内海でも水温が安定し潮通しの良い直島町の海域特性を生かし、国産魚を安定調達する新たなモデル構築を目指す。生産した魚は回転寿司「魚べい」など同社グループ全店舗で提供する方針だ。

 協業の背景には、地球温暖化による水温上昇などで日本の水産業が構造的課題に直面する中、養殖適地の重要性が高まっている点がある。直島町は年間を通じた水温変動が小さく、酸素量が豊富で病害リスクも抑えられる環境を備える。香川県のブランド魚「オリーブハマチ」の育成実績もあり、品質と安定供給の両立が可能と判断した。

 同事業では生け簀45基を設置し、年間約900トン(約18万匹)の生産を計画する。2026年冬頃から本格出荷を開始し、これに先立ち12月下旬から6日間限定で「直島寒ぶり」を全国の魚べいなどで販売する予定だ。安定供給体制の構築により、消費者への品質向上、地域ブランド価値の向上、同社のサプライチェーン強化につなげる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る