
■建設現場や学校など、実際に作業している場所の熱中症リスクを正確に把握
ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は7月25日、次第に上げ幅を広げて続伸一段高となり、午前11時過ぎに4360円(185円高)まで上げて約3週間ぶりに年初来の高値を更新している。このところの天候が「灼熱列島、北海道も37°C超え、京都・福知山で39℃」(日テレNEWS7月22日夜)と伝えられるなどで天気予報への需要が高まっているもよう。同社では7月17日に「熱中症を未然に防ぐ、気象IoTセンサー『ソラテナPro』が建設現場や学校で続々導入」と発表し、新たなサービスとして注目されている。
発表によると、「熱中症を未然に防ぐ、気象IoTセンサー『ソラテナPro』」は小型の気象IoTセンサーで、建設現場や学校など、実際に作業している場所の熱中症リスクを正確に把握しアラートを発する。近年、夏の気温が異常なレベルに達することが常態化し、2025年6月1日には、熱中症の重篤化を防止するための新たな労働安全衛生規則が施行されたが、都道府県単位で発表される熱中症警戒アラートだけでは現場のリスクを的確に把握することは難しい。現場ごとの詳細な熱中症リスクを把握し、より効果的に対策をとることが求められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)