カヤック、KDDIの「αU metaverse」内で生成AIを活用したゲームを開発

■AIのNPCと会話し謎解き、6月28日から謎解きゲームイベント開催

 カヤック<3904>(東証グロース)とカヤックアキバスタジオは、KDDI<9433>(東証プライム)のメタバース「αU metaverse」内で生成AIを活用して開催するゲームの企画・開発を担当した。「αU metaverse」総合プロデューサーであるカヤックメタバース事業部長の天野が企画・脚本、プロンプトエンジニアリングを、カヤックアキバスタジオが開発を担当している。

 同ゲームは、「αU metaverse」内で生成AIのNPC(non player character)とのコミュケーションを軸とした、ミステリー・推理要素が中心のアドベンチャーゲーム。カヤックは、生成AIと本ゲームシステムの中継となるBrainシステムを開発。Brainシステムには、ゲームロジックで必要なプロンプトが保持され、ゲーム進行時の最適化、回答までの時間の短縮化などを可能にする他、AIから得た情報はYAMLフォーマットでエンコードされるため、プロジェクトの他部分で解析可能になる。またプレーヤーへの回答は、AWS PollyというText To Speech APIを利用することによって、テキストベースの回答を音声へ変換し、プレーヤーはAIと音声で対話するような体験を提供している。

■謎解きゲームイベントについて

1.概要
 第一弾のストーリーは、「αU metaverse」内に存在する企業アルタナ社のCTOハロルドが死亡。その生前の記憶を学習したAIのNPCとなって登場する被害者・「ハロルドAI」がユーザーとともに事件の真相を探る。

 プレイヤーは、「ハロルドAI」ボタンをタップし会話することで得られる情報と、事件現場に残された情報をもとに、犯人と動機を推理し、「理由」 と「犯人」を当てていく。「ハロルドAI」に質問できる回数は1日10回まで。最適な質問を考えながらクリアを目指していく。

2.実施期間
 2023年7月3日~7月31日

3.参加方法
 αU metaverseアプリから、無料で参加できる。アプリ内の「移動」メニューから同イベントのバナーをタップして楽しめる。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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