電算システム、日本円ステーブルコインJPYC発行JPYCと資本業務提携

■次世代決済サービスの実現へ、新基盤共同開発

 電算システムホールディングス<4072>(東証プライム)のグループ会社「電算システム」は5月7日、日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行するJPYC(本社:東京都千代田区)と資本業務提携を締結したと発表。

 今回の提携は、電算システムがJPYC社のJ-KISS型新株予約権に出資することで、『JPYC』の社会実装に向けた協業を推進することを目的としている。

 電算システムは、改正資金決済法に基づき、JPYC社が取得を目指す資金移動業および電子決済手段等取引業のライセンス取得に向けた支援も行う予定。ライセンス取得後は、銀行やクレジットカードを介さずに『JPYC』を利用した決済や送金が可能となり、BtoC、BtoB、CtoCの幅広い取引における利便性が向上することが期待される。

 さらに、電算システムは、JPYC社と共同でWeb3やブロックチェーン技術を活用した次世代決済サービスの開発にも取り組んでいく予定。

 今回の提携は、日本におけるキャッシュレス化やデジタル経済の推進に大きく貢献することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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