【2026年WBC】日米など3カ国開催へ、侍ジャパン連覇なら経済効果9300億円超、過去最大規模の試算
- 2026/3/3 14:13
- コラム

■2026年WBC、米国、日本、プエルトリコの3カ国で開催
2026年3月5日から17日にかけて、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催される。開催地は米国、日本、プエルトリコの3カ国で、前回大会を上回る商業的・経済的規模での展開が見込まれている。出場は2023年大会の上位16カ国に予選通過4カ国を加えた計20カ国(日本、韓国、オーストラリア、チェコ、チャイニーズ・タイペイ、アメリカ合衆国、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル、カナダ、キューバ、パナマ、コロンビア、ニカラグア、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ベネズエラ、プエルトリコ)。世界の頂点を争う国際大会として、野球界の注目を集める。
■東京ドーム6大会連続、米国でも市場拡大
大会は3月5日の東京プール開幕で幕を開け、1次ラウンドを各国で実施する。準々決勝はヒューストンとマイアミ、準決勝以降はマイアミのローンデポ・パークで行われる。東京ドームは第1回大会から6大会連続の開催地となり、アジア野球の拠点としての役割を担う。ヒューストンではダイキン・パークが初の開催地に選ばれ、米国内での市場拡大も図られる。
■侍ジャパン連覇なら経済効果9300億円超
今大会の焦点の一つが経済波及効果である。侍ジャパンが優勝した場合、日本国内の経済効果は約9300億円に達するともいわれている。2023年大会の約654億円と比べ約1.6倍に拡大する計算で、メディア権料の上昇やインバウンド需要、スター選手の活躍に伴う関連消費の増加が背景にある。開催地プエルトリコでも数千万ドル規模の直接効果が見込まれる。
■協賛70社、ネットフリックスが国内独占配信
ビジネス面ではスポンサーの拡充が顕著である。コナミグループ<9766>(東証プライム)、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東証プライム)、日本航空<9201>(東証プライム)、伊藤園<2593>(東証プライム)、IHI<7013>(東証プライム)、セイコーグループ<8050>(東証プライム)、TENTIAL<325A>(東証グロース)、興和<6009>(東証プライム)などの日本企業に加え、ニューバランスといった海外ブランドも名を連ねる。
また、ディップ<2379>(東証プライム)が東京プールの冠スポンサーを務め、アサヒグループホールディングス<2502>(東証プライム)がオフィシャルビールパートナーとして参画する。さらに、NXホールディングス<9147>(東証プライム)が日本代表のチームスポンサーを、JTBが公式ホスピタリティパートナーを担うなど、国内企業の関与は多岐にわたっている。
メディア戦略も転換点を迎える。日本国内のライブ配信・放映は米動画配信大手のNetflix(ネットフリックス)が独占パートナーとなる。米国ではフォックス・スポーツが全試合を放送し、韓国やドイツでも放映権契約が締結済みだ。放映権料とスポンサー料の双方が拡大し、WBCは巨大な経済圏を形成する国際イベントへと進化している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























