シナネンホールディングス、首都圏・中京圏を主な事業エリアの総合建物メンテナンス会社「シナネンアクシア株式会社」を設立

■10月1日、グループ内の建物維持管理事業4社を統合

 シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)の子会社で、建物維持管理事業を展開するタカラビルメン(茨城県龍ケ崎市)、インデス(東京都町田市)、ガスシステム(愛知県名古屋市)、サンフィール(東京都渋谷区)は、2023年10月1日の統合にあたり、新しい会社の名称を「シナネンアクシア株式会社」に決定した。

 シナネンホールディングスグループでの建物維持管理事業はM&A等を通じて拡大してきており、非エネルギーセグメントの中核事業の一つである。これまではタカラビルメン、インデス、ガスシステム、サンフィールが、それぞれの事業エリアに密着して高品質なサービスを提供してきた。今後、各社が持つサービス・リソースを集約し、より広範囲に、ワンストップで高品質なサービスを提供するため、各社のメンテナンス事業を、10月1日をもって統合するとしている。この統合にあたり、設立する新会社の名称をシナネンアクシア株式会社に決定した。

 社名の検討にあたっては、社内外から公募を実施し、寄せられた800件以上の候補の中から、社内投票等を経て「シナネンアクシア」が選ばれた。

 社名にある”アクシア(AXIA)”とは、ギリシャ語で”価値”を意味する。4社の統合により、顧客にさらに満足してもらえる、新しい価値の創造に挑戦するという想いが込められている。

 今後は、統合および新会社設立に向けた準備を進め、10月1日のシナネンアクシア設立以降は、ビルメンテナンスやプロパティメンテナンスをワンストップで提供する総合建物メンテナンス会社として成長を目指すとしている。

■新会社の概要
・商号:シナネンアクシア株式会社
・本社:東京都新宿区新宿四丁目3番17号 FORECAST新宿SOUTH6階
・資本金:10,000千円
・従業員数:1,344名(出向者、パート、契約社員含む) ※2023年3月31日時点
・事業内容:居住用建物、ビル、病院、商業施設における総合建物メンテナンス、運営受託及び共用部管理(ハウスクリーニング、原状回復・リフォーム・リノベーション・設備機器工事、各種緊急対応等
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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