
■初回基準日は2026年2月末、上限2万株まで適用
サイプレス・ホールディングス<428A>(東証スタンダード)は10月15日、株主優待制度の導入を発表した。同社は持続的成長による利益拡大を基盤に、株主への還元を重視しており、今回の優待制度は投資魅力の向上と日頃の支援への感謝を目的とするものである。
新制度では、毎年2月末および8月末を基準日とし、株主名簿に記載された100株(1単元)以上の保有株主を対象とする。初回の適用は2026年2月28日を予定しており、100株につき1,000円相当の優待を年2回提供する方針である。ただし、対象株式数には2万株までという上限が設けられている。
優待内容の詳細や制度変更が生じた場合には、速やかに告知される予定である。今回の施策は、安定的な株主構成の形成や中長期的な株式保有の促進にも寄与することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)