JESCOホールディングス、ベトナムで4.6億円の電気・空調工事を受注

■電気・空調・内装など一括施工、信頼背景に再受注

 JESCOホールディングス<1434>(東証スタンダード)は7月22日、連結子会社であるJESCO ASIA JOINT STOCK COMPANYが、ベトナムでの設備工事案件を受注したと発表した。受注先は米国Amphenol Corporationのベトナム現地法人子会社で、同社が新たに製造工場として活用するレンタル工場における電気・空調・消防・内装の設備工事一式を担当する。工事は総述べ面積33,500平方メートルにわたり、2025年7月から10月までの施工を予定している。受注金額は780億ベトナムドン(約4.6億円)。

 JESCO ASIA社は2001年にベトナム進出後、多くの施工実績を重ねてきた。特に2019年にはAmphenol社のロンアン省工場において電気・空調設備工事を手がけ、技術力と信頼性が高く評価された実績がある。この評価が今回の受注につながったとされる。工事名は「HSIO Amphenol Factoryプロジェクト」で、工事場所はベトナム北部のバクニン省イエンフォン地区。

 同社グループは、国内およびベトナムを中心に、再生可能エネルギーや無線通信インフラ設備の構築・保守を行うEPC(設計・調達・建設)事業を展開している。さらに、CRE(不動産)事業も推進し、「両利きの経営」によって事業の多角化を進めている。こうした取り組みにより、同社は持続可能な社会の構築を目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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