ソフトバンクグループは低額プラン発表第一号だが全体相場の下げに埋没

ソフトバンク

■テクニカルな下値メドに差し掛かり反発を意識する余地が

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は8日、5710円(41円安)を上値に売買交錯の始まりとなり、昨日までの4日続落に続いて軟調となった。携帯電話の通信料金に月額4900円の低額プランを発表し、業界に対して総務省が要請していた料金引き下げに応じた第一号として注目されたが、日経平均が200円安で始まるなど全体相場の下げに埋没してしまった印象がある。

 ただ、このところの続落によって前回の安値5370円(2015年9月30日)に接近。テクニカル的にはこの水準が下値メドとされるため、全体相場が安定化すれば反発しても不自然ではない位置に差し掛かってきた可能性はある。

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