8日(金)のNYダウは雇用29.2万人増加を受け付けず続落、30日からの下げ合計は1330ドル

ニューヨークNY NY

チャート7 1月8日(金)のNYダウは、雇用統計発表の好調数字にも好反応せず167ドル安の1万6346ドルと3日続落した。15年12月の農業を除く雇用者数は29.2万人(11月は21.1万人増)と好調、15年々間合計でも265万人増と好調だったが相場は受け付けなかった。

 マーケットでは、「今の雇用好調はオバマ政権の経済対策の成果であることは間違いないが、現政権は今年で終わる。既に、マーケットは次期政権の政策を見守る動きに入っている」(市場関係者)という見方があるようだ。

 NYダウは3日合計で約770ドル安だが、昨年暮れ30日から始まった下げでは、直近までの7営業日中、わずか1日間だけ高いのみでこの間の差引きの合計下げ幅は実に約1330ドルに達している。材料はともかくそろそろ自律反発があってよいタイミングだろう。

 ドルは117円半ば、原油は33ドル前半。

 NN倍率は1.082倍、日経平均上ザヤ1351ポイント。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る