インフォテリアが「ブロックチェーン」など材料にストップ高で高値更新

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■さくらインターネットなど関連株急伸し3段上げ本格化の期待

 データ連携ソフトなどのインフォテリア<3853>(東マ・売買単位100株)は12日の朝方に一時ストップ高の1342円(300円高)まで上げ、立会い日数で4日ぶりに高値を更新。10時を過ぎても299円高前後で29%高とマザーズ銘柄の値上がり率トップに進んでいる。1月7日付で、さくらインターネット<3778>(東1)と3社が協業で次世代の通貨安全システム「ブロックチェーン」の実証実験プラットフォームを無償提供開始と発表。再び急伸となった。

 株価が動意を強め始めたのは2015年12月に「フィンテック」(金融とITの融合)技術のテックビューロ(大阪府)との提携を発表してからで、それまでの200円台から12月17日には986円まで上げた。さらに1月5日には1235円まで上昇。これらを2段上げとすれば本日は3段上げに入った形になり、これまでの上げ幅を参考にすると、テクニカル的には1500円前後が見込めるとの見方もある。さくらインターネットも1760円(300円高)まで上げてストップ高となっている。

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