【銘柄フラッシュ】レイやSJIが急伸し基本に立ち戻りベステラなども高い

銘柄

 14日は、全体相場が再び急落のため材料株や好業績株の個別物色が旺盛で、アクリーティブ<8423>(東1)はリコーリースとの協業発表などが好感されてストップ高の19.9%高となり東証1部銘柄の値上がり率1位。VOYAGE GROUP(ボヤージュ グループ)<3688>(東1)は「フィンテック」(金融IT)組織の新設発表などが好感されて13.7%高となり東証1部銘柄の値上がり率2位となった。

 いちごグループホールディングス<2337>(東1)は第3四半期決算の好調推移と2月通期の見通し増額などが好感されて7.4%高と大きく出直り、ベスト電器<8175>(東1)も四半期決算の好調と業績見通し増額などが好感されて7.6%高。薬王堂<3385>(東1)も好決算と見通し増額が好感されて5.1%高。ベステラ<1433>(東マ)は上場記念配当などが好感されて一時ストップ高となり大引けは8.7%高。全体相場が大幅安の中で、好業績は投資の基本と見直す様子があった。

 さくらインターネット<3778>(東1)は「フィンテック」関連株の物色人気が衰えず、昨日つけた上場来の高値は更新しなかったが終値で3.6%高となり、前日比変わらずを1日加えると11日連騰。ネクスグループ<6634>(JQS)は11.5%高の3日続伸となり、連結子会社のSJI<2315>(JQS)が「フィンテック」(金融IT)技術企業のテックビューロ(大阪府)との提携を材料に本日で3日連続ストップ高の33.0%高となったことなどを好感。さらに、ネクスグループの筆頭株主フィスコ<3807>(JQG)は3日連続ストップ高の18.8%高。

 「ドローン」関連株の物色も活発で、日本アビオニクス<6946>(東2)は大引け間際に急伸し7.3%高、理経<8226>(東2)は18.3%高、レイ<4317>(JQS)は12日発表の四半期好決算もあり21.9%ストップ高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る