メガチップスは後場一段高となり第2四半期決算の大幅上ぶれなど好感

株式市場 銘柄

■出来高急増し10月6日につけた年初来の高値に迫る

 ゲーム機器用半導体などのメガチップス<6875>(東1・売買単位100株)は31日の後場一段高となり、13時過ぎには16%高の2145円(289円高)まで上げて出来高も急増。10月6日につけた年初来の高値に迫った。前週末売買日の28日に発表した第2四半期決算(2016年4~9月)が期初に開示した予想を大幅に上回ったことなどが好感されている。

 第2四半期の連結営業利益(2016年4~9月累計)は、従来予想では6億円の赤字見通しだったが、期を締めてみると0.3億円の赤字になり大幅改善。経常・純利益も大幅に赤字が縮小した。3月通期の見通しは期初の予想を据え置き、営業利益は黒字転換して12億円の見込み。通期の純利益は8億円の赤字予想だが、市場には通期上ぶれ期待が広がっているようだ。

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