【今日の言葉】2014年大納会、来年のマクロに期待

20141230終値 大納会

『2014年大納会、来年のマクロに期待』=30日は2014年相場の大納会。日経平均は12月8日の高値1万8030円(場中)から400円強下げた位置にあるが、依然、高値圏で昨年末に比べても7%強上にある。

今年の注目は外国人投資家の日本株買い越しが年間で9000億円前後と昨年の15兆円ていどから大きく減少することだろう。昨年はアベノミクス第1章、第2章を評価した買いだったといえるが、今年は第3章の行方を見守る姿勢だったのではないか。それでも先の選挙での勝利後は外国人投資家は買い姿勢を高めている。

来年、法人税引き下げ、特区構想、地方創生などが実現に向けて本格的に動き出せば外国人投資家の日本株買いは本格化が予想される。ミクロの上場企業々績は好いだけに、次はマクロのGDP上昇がポイントといえるだろう。4~6月、7~9月と2期間続けて減少となったGDPがどの時点でプラスに転じてくるか。それが実現する時に外国人投資家買いが本格し日経平均は2万円を目指すものとみられる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る