さくらインターネットが東証の「フィンテック」実証など材料に続伸

株式市場 銘柄

■急騰したあとも中段もみ合いが続き相場に崩れなしの見方

 さくらインターネット<3778>(東1・売買単位100株)は16日、続伸の始まりとなり、取引開始後に11%高の1695円(164円高)まで上げて出直りを強める始まりとなった。昨年12月から「フィンテック」(金融IT)関連銘柄の代表格として再三人気化し、本日は、東証の日本取引所グループ<8697>(東1)が「フィンテック」を活用し、証券決済などを低コストで行うインフラづくりに取り組み、日本IBMと連携した実証実験を3月にも始めると今朝の日本経済新聞が伝え、期待が再燃したとの見方が出ている。

 昨年12月中旬の300円台前半から今年1月中旬には2110円まで約7倍に急騰。その後も1200円から2000円の幅で中段もみ合いが続いているため、全体相場が急落したにもかかわらず、相場には崩れが見られないとされる。値幅調整は一巡し、日柄調整の進展を待つ段階のようだ。

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