【株式市場】原油安などが重荷になり日経平均は続落だが新規上場株は買い気配

株式

◆日経平均の終値は1万5915円79銭(136円26銭安)、TOPIXは1284.53ポイント(6.64ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億530万株

チャート14 24日後場の東京株式市場は、原油相場が再び下落と伝わり、円相場が前場の1ドル112円~111円出没状態からクッキリと111円台に入ったため手控える雰囲気が強まり、日経平均は100円安の1万5900円をはさんで一進一退となった。前場堅調だった三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンク各銘柄も伸び悩んだ。主な株価指数は東証マザーズ指数が高い。

 引き続きマネーパートナーズグループ<8732>(東1)が「ビットコイン」などの仮想通貨を金融庁が「貨幣の機能」を持つと認定する方針との報道を材料に関連株としてストップ高を続け、関連株としてVOYAGEGROUP(ボヤージュグループ)<3688>(東1)などが出直りを拡大し、セレス<3696>(東マ)はストップ高。小僧寿し<9973>(JQS)は筆頭株主が久しぶりに外食産業グループに交代したことなどが材料視されて急伸。

 本日新規上場となったはてな<3930>(東マ・売買単位100株)は終日買い気配が続き、上場初日は取引が成立せず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限の1840円(公開価格800円の2.3倍)となった

 東証1部の出来高概算は22億530万株(前引けは10億9348万株)、売買代金は2兆2323億円(同1兆531億円)。1部上場1941銘柄のうち、値上がり銘柄数は767(同1052)銘柄、値下がり銘柄数は1041(同744)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、水産・農林、その他金融、小売り、パルプ・紙、銀行、石油・石炭、建設、不動産、倉庫・運輸、陸運、保険、だった。

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