【編集長の視点】オプティムは3連騰、成長可能性を見直して直近IPO株人気が増勢

編集長の視点

オプティム<3694>(東マ)は、2230円高の2万7140円と3営業日続伸し、今年10月29日につけた上場来高値2万8900円を射程圏に捉えている。同社の日本・海外特許を多数保有する独自テクノロジーを背景にした成長可能性を見直し、直近IPO(新規株式公開)人気を高め買い増勢となっている。今年10月22日のIPO以来の9営業日で、IPO初日は買い気配値をアップさせたまま推移し、そのあと3日間もストップ高をした急伸特性や、市場で値がさ株修正のため株式分割の憶測が流れていることも支援材料視されている。

■国内外保有の76件の特許技術を駆使し国内シェアは連続トップ

同社は、国内特許56件、海外特許18件などの独自テクノロジーを組み込んだ「オプティマル プラットフォーム」によりスマートフォン、タブレット、パソコンなどの顧客企業の初期・運用設定、コンテンツ管理、サービス管理、セキュリティ管理などを一元的に行い、業務効率化をサポートするクラウドデバイスマネジメントサービスを提供しており、このモバイル向けのMDM市場では、2013年の国内シェアは、23.4%と3年連続トップを誇っている。収益構造は、同サービスのソフトウエアのライセンス数が、企業のモバイル端末導入の本格化に伴って積み上がり、ライセンス料が増加して売り上げが伸び、このライセンス収益は、変動費が小さいため利益に貢献しやすく、ストック収益として安定収益源となっている。

今3月期業績は、売り上げ20億2200万円(前期比18.3%増)、経常利益2億9300万円(同2.59倍)、純利益1億8100万円(同3.61倍)と予想しており、このほか教育ICT市場、グローバルEMM市場、IoT/ビッグデータ市場などの成長分野にも進出し収益向上を目指している。

■3日間ストップ高の急伸特性を発揮し最高値奪回に再発進

株価は、上場来安値から同高値まで2.2倍化した急騰幅の半値押し水準目前まで調整したあと大きく切り返して最高値目前となっており、3日間もストップ高を繰り返した急伸特性を発揮して最高値奪回からの一段の上値追いが想定される。(本紙編集長・浅妻昭治)

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