かんぽ生命が再保険事業での提携観測など好感し5%高

かんぽ生命

■金融株が高くゆうちょ銀は6%高となり日本郵政も高い

 かんぽ生命保険<7181>(東1・売買単位100株)は3日、後場も上値を指向する展開となり、14時過ぎに5%高の2696円(127円高)まで上げて本日の現在高値に進んだ。期待材料としては、新たな事業分野とされる再保険関連事業でアメリカンファミリー生命保険との提携観測が日本経済新聞の3日付朝刊で伝えられたことがいわれている。。総務省と金融庁は月内に認可を与える見通しという。

 本日は14時20分にかけて第一生命保険<8750>(東1)が4%高の2日続伸となっているほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は8%高など、銀行・保険・証券株がほぼ全面高。日銀の「マイナス金利」発表からほぼ1カ月を過ぎ、副作用の面が株価への悪材料としては陳腐化し色あせてきたとの見方が出ている。ゆうちょ銀行<7182>(東1)も6%高となっており、持株会社の日本郵政<6178>(東1)も3%高となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る