【週末・終値足チャートワンコメント】日経平均

ワンコメント

 日経平均の3月4日(金)の週末値は前の週に比べ826円高の1万7014円と3週連続で上昇、3週合計上げ幅は約2060円に達している。昨年10月23日(週末)から6週連続上げ以来で、当時の6日合計上げ幅約1590円を大きく上回っている。

 批判はされているものの、やはり、「マイナス金利」の効果が発現しているように思われる。

 今回は昨年11月27日(週末)の1万9993円から2月12日(週末)まで約4930円下げたあとの反発局面で現在は11月高値に対し8.5号目という位置にある。

 やや、上げピッチは速いものの、出来高急増・全員強気といった、「過熱感」は感じられない。このため、若干の調整はあっても上げ基調は継続とみられる。とくに、日数的には2月安値から、まだ1カ月である。少なくとも、2月安値から3カ月の5月頃までは日経平均は強いとみてよさそうだ。

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