【中間決算速報】寿スピリッツ:2Q(7~9月)売上高、前年同期比4.5%増収

■クリスマス・年末・バレンタインなどイベント商戦期待、通期業績見込み据え置く

 寿スピリッツ<2222>(東1)の15年3月期上期(4月~9月)業績は、第1四半期(4月~6月)が消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減、物価上昇、税負担感など消費マインド減退などで低調に推移、売上高が前年同期比3.6%減となったが、第2四半期(7月~9月)は引き続き厳しい経営環境下に天候不順の影響を受けたが、首都圏での展開強化などの施策が奏功し前年同期比4.5%の増収と健闘し、上期累計の売上高は0.6%と微増ながら増収となった。利益面では、先行投資として首都圏での展開強化及び販売力強化に向け、積極的な人材採用に伴い人件費が増加したことにより販管費・一般管理費などが増加し減益となった。

 今期通期業績見込みは、上期は公表数値を下回る状況で推移したが、下期は販促強化などクリスマス・年末・バレンタインなどイベント商戦での更なる対策強化を図り、期初計画の達成に向け取り組むことで当初見込みを据え置いた。

 上期セグメント別売り上げ状況は、明暗を分ける結果となったが、好調部門は「ケイシイシイ」が、主力の「ルタオプレミアまあある」の道内卸の強化などで2.1%増収、「九十九島グループ」は、福岡・大名に立ち上げたフレンチトースト専門店「Ivorish(アイボリッシュ)」の2号店を本年4月に東京・渋谷にオープンするなど新規出店の増加で8.4%増収となった。また、「シュクレイ」は、首都圏での多ブランド展開に注力し、販促及び接客強化で消費者への訴求力が向上、新ブランド「東京フィナンシェ」を東京駅に新規出店し17.5%増収となった。

 一方、「寿製菓」は、鳥取・松江自動車道開通(昨年3月)効果の反動減、出雲大社の遷宮効果の一巡などで山陰地区の落ち込みで3.9%減となり、「販売子会社」は、新商品(「九条ねぎ京えびせんべい処」「神戸三宮フレンチトーストラングドシャ」)の拡販で増収の反面、東海地区が伊勢神宮遷宮効果の反動減で苦戦し売上高1.4%減となった。

>>寿スピリッツのMedia-IR企業情報

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■大阪・関西万博で下りスループット約24%改善、首都圏施設で運用開始  ソフトバンク<9434>(…
  2. ■激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは  CEメディアハウスは1月27日、ニューズウィーク日本版…
  3. ■TOB80社、MBO32社と高水準を維持  東京商工リサーチは1月20日、2025年に上場廃止を…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る