サイオステクノロジーの子会社Profit Cubeが金融機関向け収益管理システムで特許取得

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■すでに大手地方銀行、ネット銀行をはじめとする多くの金融機関が採用
 
 サイオステクノロジー<3744>(東2)は8日、子会社のProfit Cube(東京都品川区)が金融機関向けに提供している収益管理システムの柔軟性と機動性の向上につながる新技術に関して特許を取得したと発表した。
 
 取得特許は金融機関の業務で法人・個人顧客の収益性を多様な属性を切り口として分析し、予算策定と実績管理を行う機能に関するものである。従来のシステムは、固定的な勘定科目に縛られるという制約があり、顧客属性と金利条件の無限の組み合わせを整理し、状況に応じて施策を機動的に変更することは不可能であった。新技術ではこの課題を解決し、経営戦略の多様化と高度化を実現することが可能になった。

 特許技術を採用した収益管理システムは、Profit Cubeのv-Coreの機能を活用しており、v-Coreに蓄積された取引明細単位のデータとその属性情報に基づいて、科目別や部店別だけでなく、地域、業種、年齢など、さまざまな切り口での分析・管理が可能となっている。これにより最初に設定した勘定科目に縛られることなく、柔軟かつ機動的な運用が可能となる。
 
 同システムは、すでに大手地方銀行、ネット銀行をはじめとする多くの金融機関が採用、実際に稼働し成果をあげており、収益基盤の強化と経営管理の高度化を目指す金融機関の経営層は強い関心を寄せている。

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