【株式市場】米国で利上げ慎重論が幾分後退とされ日経平均は一進一退

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7041円82銭(6円73銭安)、TOPIXは1367.88ポイント(2.05ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億1871万株

チャート15 23日前場の東京株式市場は、米国で利上げ慎重論が幾分後退したとされ、日経平均は朝方の93円53銭高(1万7142円08銭)を上値に一進一退となった。業績予想を昨日増額発表した鹿島<1812>(東1)などは堅調だったが、日経平均は10時前に一時46円22銭安まで軟調に転じ、前引けも6円73銭安(1万7041円82銭)となった。ただ、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小高い。

 ジーンズメイト<7448>(東1)が月次売上高などを好感してストップ高となり、MRT<6034>(東マ)は3月末の株式2分割などが材料視されて連日ストップ高。フジタコーポレーション<3370>(東マ)は北海道新幹線の開業効果などに期待とされて連日ストップ高。アスカネット<2438>(東マ)は大手企業の保有する特許買収などが好感されて急伸。上場3日目のアグレ都市デザイン<3467>(JQS)は公示地価などが材料視されて急反発。

 東証1部の出来高概算は8億1871万株、売買代金は8339億円。1部上場1948銘柄のうち、値上がり銘柄数は804銘柄、値下がり銘柄数は986銘柄となっている。

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