【株式市場】円安の割に自動車株など重いが日経平均は一時165円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7134円19銭(131円44銭高)、TOPIXは1376.09ポイント(10.04ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億3660万株

チャート15 28日前場の東京株式市場は、朝方からの円安基調などを受けて株価指数の先物が強く、日経平均は取引開始後に165円13銭高の1万7167円88銭まで上げた。その後は、円安の割にトヨタ自動車<7203>(東1)などの上値が重いため様子見気分があり、日経平均は一進一退を続けて前引けは131円44銭高(1万7134円19銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 高島屋<8233>(東1)が「空港型免税店」などに期待が強まる様子で出直りを強め、パイオニア<6773>(東1)アスカネット<2438>(東マ)は「空中表示装置」に関する特許の売買などが注目されて共に高く、フジタコーポレーション<3370>(東マ)アスラポート・ダイニング<3069>(東1)との資本業務提携や北海道新幹線の開業効果などが期待材料になりストップ高。夢の街創造委員会<2484>(JQS)は引き続き「LINE」との提携などがハヤされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億3660万株、売買代金は8262億円。1部上場1948銘柄のうち、値上がり銘柄数は1303銘柄、値下がり銘柄数は486銘柄となっている。

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