【株式市場】懸念された円高が止まり日経平均は11時過ぎに一時203円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5937円80銭(186円67銭高)、TOPIXは1298.92ポイント(19.13ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億7633万株

チャート15 12日前場の東京株式市場は、昨日午後に続いて円高傾向が停止する様子のため次第に買い直す雰囲気が広がり、日経平均は取引開始後の57円52銭安(1万5693円61銭)を下値に切り返し、11時過ぎには203円80銭高(1万5954円93銭)まで上げた。三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)なども強く、前引けは186円67銭高(1万5937円80銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 小野薬品工業<4528>(東1)が新薬の売上高見通しの開示などを好感して高値を更新し、日本カーバイド工業<4064>(東1)は「空中ディスプレイ」への期待が再燃とされて高値を更新。ドーン<2303>(JQS)は増配や自治体などによる「ドローン」実証実験やが材料視されて高値を更新し、ブランジスタ<6176>(東マ)は業績拡大期待やチャート妙味などで高値更新。

 東証1部の出来高概算は10億7633万株、売買代金は1兆107億円。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1530銘柄、値下がり銘柄数は331銘柄となっている。

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