【株式市場】前場の日経平均は172円高、主力株が総じて強く昨日ストップ安の資生堂なども切り返す

◆日経平均は3万2757円44銭(172円33銭高)、TOPIXは2348.38ポイント(11.76ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億1045万株

 11月14日(火)前場の東京株式市場は、銀行株や鉄鋼株がしっかりとなったほか、レーザーテック<6920>(東証プライム)が取引開始直後を除いて堅調に推移し、キヤノン<7751>(東証プライム)、三菱重工<7011>(東証プライム)、トヨタ<7203>(東証プライム)もしっかりなど、主力株の強さが目立った。昨日ストップ安の資生堂<4911>(東証プライム)も急反発。原油相場の反発を受けて出光興産<5019>(東証プライム)なども高い。日経平均は175円高で始まり、午前11時頃に251円16銭高(3万2836円27銭)まで上げ、前引けも上げ幅200円近くを保った。

 大成建設<1801>(東証プライム)が活況高となりピーエス三菱<1871>(東証プライム)の公開買付による株式取得など好感。タツモ<6266>(東証プライム)はストップ高となり13日発表の四半期決算を好感。JPホールディングス<2749>(東証プライム)も一段高となり第2四半期の大幅増益など好感。エスケーエレクトロニクス<6677>(東証スタンダード)は一時ストップ高となり今期の業績予想など好感。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東証グロース)もストップ高となり第2四半期の黒字転換など好感。SERIOホールディングス<6567>(東証グロース)はセンコーグループHD<9069>(東証プライム)によるTOBで買い気配のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は7億1045万株、売買代金は1兆8159億円。プライム上場1659銘柄のうち、値上がり銘柄数は785銘柄、値下がり銘柄数は812銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、輸送用機器、石油石炭、銀行、小売り、繊維製品、ゴム製品、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る