【株式市場】米・イラン軍事衝突の懸念が後退し日経平均は473円高まで大幅反発

株式

◆日経平均は2万3677円81銭(473円05銭高)、TOPIXは1726.87ポイント(25.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7250万株

チャート13

 1月9日(木)前場の東京株式市場は、トランプ大統領演説により米・イランの軍事衝突への懸念が後退し、日経平均は325円高で始まった後もジリ高となった。NY株式はNASDAQ総合とS&P500が一気に最高値を更新。ソニー<6758>(東1)が2001年以降の高値に進み、海運株や鉄鋼株なども高い。日経平均は473円05銭高(2万3677円81銭)まで上げ、この値で高値引けとなった。

アイモバイル<6535>(東1)が抑圧開放型の大きな出直りをみせ、12月中旬に発表済みの第1四半期決算は減益だったが進捗率などへの評価再燃とされて活況高。カーチスHD<7602>(東2)は全体相場の大幅反発を受け、中国合弁会社設立などで12月中旬に急騰した相場の第2幕とされてストップ高。サイバー・バズ<7069>(東マ)は動画投稿の新サービスが注目されて一段高。両毛システムズ<9691>(JQS)は次世代モビリティシステム「MaaS」事業への関連が期待とされて一段高。

 東証1部の出来高概算は5億7250万株、売買代金は1兆362億円。1部上場2160銘柄のうち、値上がり銘柄数は1998銘柄、値下がり銘柄数は126銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、電気機器、情報・通信、精密機器、機械、化学、その他金融、医薬品、金属製品、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る