【銘柄フラッシュ】メディカル・データ・ビジョンが急伸しホンダなど大台回復

銘柄

 13日は、円安の再燃を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が2.5%高となり1週間ぶりに5600円台を回復し、ホンダ<7203>(東1)は2.6%高となり1週間ぶりに3000円台を回復。米国時間14~15日にワシントンで開催されるG20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議後は円安基調に戻るとの期待があり、株価指数の先物主導型で主力株が上げる場面があった。

 東証1部の値上がり率1位は津田駒工業<6217>(東1)となり、第2四半期の業績見通し増額などが好感されて18.5%高。2位はOlympicグループ<8289>(東1)となり、12日発表の2月決算や今期の見通しなどを好感して13.6%高。3位は医薬品製造受託などのダイト<4577>(東1)となり、第3四半期の好決算などが好感されてストップ高の13.1%高。

 北海道地盤の流通グループ、アークス<9948>(東1)は12日発表の2月決算や今期の見通しなどが好感されて9.1%高。ローツェ<6323>(東2)は11日発表の2月決算が連日好感されて10.8%高と大幅続伸。テクノスジャパン<3666>(東1)は引き続きITセキュリティシステムのベンチャー企業への出資などが好感されて10.0%高となり上場来の高値。サン電子<6736>(JQS)はイスラエル子会社とインターポール(国際刑事警察機構)の提携を材料にストップ高の16.7%高。

 メディカルシステムネットワーク<4350>(東1)は首相が12日の官民対話で医療関連ビッグデータの活用に積極姿勢などと伝えられ、11.3%高の戻り高値更新となり、コムチュア<3844>(東1)はビッグデータ事業でM&Aを検討中と会社データ季刊情報誌にあるとされて8.2%高と高値更新。日本システム技術<4323>(東2)は医療ビッグデータ関連事業を手がけることからストップ高の15.2%高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)もストップ高の22.4%高となった。

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