日産自は弱もみ合い、6月につけた2012年以来の安値722.0円に接近

日産自動車 7201

■向こう数か月700円台で踏みとどまれば2番底を形成する可能性の見方

日産自動車<7201>(東1)は7月26日、取引開始後の764.0円(1.6円安)を上値に売買交錯となり、9時15分にかけて745.0円(20.6円安)まで軟化する場面があった。第一四半期(2019年4~6月)の連結営業利益が前年同期比99%減となり、海外を中心に1万2500人の人員削減の方針を示したと伝わり、さすがに様子見の姿勢が少なくないようだ。

 株価は6月につけた2012年以来の安値722.0円に接近。仮に6月の安値を割っても700円台で踏みとどまれば2番底を形成する可能性が出てくると期待する様子はある。(HC)

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