【株式市場】好決算銘柄や材料株が強く日経平均は2日続伸

株式

◆日経平均の終値は1万6652円80銭(186円40銭高)、TOPIXは1335.85ポイント(14.20ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億8445万株

チャート4 17日後場の東京株式市場は、一時円相場が108円台に入る円高再燃の場面があったため様子見気分があり、日経平均は14時過ぎまで約130円高の1万6600円前後で小動きを続けた。ただ、新日鐵住金<5401>(東1)ファナック<6954>(東1)が強もみ合いのまま底堅く、日経平均も底堅いまま大引けにかけては一段強含み、2日続伸となった。主な株価指数の中では東証2部指数が小安い。

 後場は、好決算銘柄や材料株の個別物色が強まり、エー・アンド・デイ<7745>(東1)が次期基幹ロケットH3用エンジン計測設備の受注発表が好感されてストップ高。東映<9605>(東1)は13日発表の決算などが見直されて一段ジリ高。ネットワークバリューコンポネンツ<3394>(東2)は12日発表の決算などが見直されて一段ジリ高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は好決算や6月末の株式分割などが引き続き好感されてストップ高。アカツキ<3932>(東マ)もストップ高。チエル<3933>(JQS)は授業支援システムを近畿大学に納入との発表などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億8445万株(前引けは8億6102万株)、売買代金は1兆8989億円(同8442億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1505(同1406)銘柄、値下がり銘柄数は350(同410)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、鉱業、電力・ガス、証券・商品先物、倉庫・運輸、鉄鋼、非鉄、医薬品、陸運、不動産、などとなった。

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