MRTは7日ぶりに反発し6倍高の後の「値幅調整」に一巡感

株式市場 銘柄

■急騰・モミ合いの期間に共通性あり6月中旬には「梅雨明け」の見込み

 医療情報などのMRT<6034>(東マ・売買単位100株)は19日、7日ぶりの反発となり、13時を過ぎては9%高の3400円(250円高)前後で強い展開となっている。2月から4月にかけてスマートフォンを用いた遠隔診療サービス、株式分割、好業績への期待などから約6倍高の暴騰相場となり、5月10日の決算発表後は調整基調が強まっていたが、昨日まで6日続落とあって自律反騰も大きくなる期待が出ている。

 暴騰相場の半値押し水準に達してきたため、テクニカル的には「値幅調整」が一巡との見方がある。続いては「日柄調整」が焦点になるが、2月上旬から4月初にかけての1ヵ月半ほどで約5000円急騰し、5月上旬までの1ヵ月強は高値圏で推移し、直近にかけては高値から約2700円の調整。ひと波動に1ヵ月半ほどかかる傾向が見受けられるため、6月中旬には日柄調整も終盤を迎えて「梅雨明け相場」になると想定できるようだ。

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