【株式市場】個別物色の中TOPIXは4日ぶり軟調だが日経平均は小反発

株式

◆日経平均の終値は1万6646円66銭(1円97銭高)、TOPIXは1336.56ポイント(1.82ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億1877万株

チャート6 19日後場の東京株式市場は、G7(7カ国)財務省・中央銀行総裁会合が明日から仙台(宮城県)で開かれ、為替素宇部などへの影響が見通し難のためか全般は模様ながめムードが広がり、日経平均は54円53銭安(1万6590円16銭)を下値に約80円の幅で一進一退となった。個別物色の色彩が強まり、燃費データ問題で昨日の午後急落したスズキ<7269>(東1)は3.5%高の急反発。TOPIXも軟調となったが、東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均は高い。

 日本製鋼所<5631>(東1)が16日発表の決算などを好感されて後場一段高となり、オーミケンシ<3111>(東2)も12日発表の決算などの見直し再燃となって急反発など、昔の仕手株も動意活発。ジェネレーションパス<3195>(東マ)は引き続き中国企業との提携などが好感されてストップ高。プロパティエージェント<3464>(JQS)は3月決算などを見直す動きとされて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億1877万株(前引けは10億4712万株)、売買代金は1兆9227億円(前引けは9462億円)。1部上場1951銘柄のうち、値上がり銘柄数は1012(同885)銘柄、値下がり銘柄数は809(同916)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、保険、その他製品、ゴム製品、精密機器、証券・商品先物、サービス、情報・通信、銀行、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る