【銘柄フラッシュ】sMedioが急伸しアルプス電気など米アップル関連株も高い

銘柄

 30日は、米アップル社がiPhone(アイフォーン)部品メーカー各社に対し、従来より多く生産するよう要請したと前週伝えられたことなどが引き続き好感され、アルプス電気<6770>(東1)が大引けは3.1%高だが約1カ月ぶりに戻り高値を更新し、村田製作所<6981>(東1)も3.4%高と出直りを強めた。

 東証1部の値上がり率1位はネクシィーズ<4346>(東1)となりストップ高の22.3%高。このところ急騰後の反動安が厳しい連結子会社ブランジスタ<6176>(東マ)がスマートフォン向け新ゲーム発表を受けて急反発となり、ストップ高の14.4%高となったため安堵感が広がったようだ。値上がり率2位は宮越ホールディングス<6620>(東1)の21.1%ストップ高となり、特段の材料なく急伸することが少なくないが、30日付で中国の固定資産の一部を政府の公共用地に提供し1万4908千元(約2.5億円)の計上を見込むと発表。

 インターワークス<6032>(東1)は2015年12月開始の新感覚求人アプリ好調との見方で16.2%高。VOYAGE GROUP(ボヤージュグループ)<3688>(東1)はアプリディベロッパーも簡単に広告マネタイズを開始することができるアプリ向け広告の開始などが好感されて12.2%高。まんだらけ<2652>(東2)は株主優待の拡充などで取引開始後ストップ高となり大引けも14.4%高。

 sMedio(エスメディオ)<3913>(東マ)は最新のIoTゲートウェイ機器開発用ソフトウェア・スタック発表などが材料視されてストップ高の22.5%高。リミックスポイント<3825>(東マ)は子会社による仮想通貨ビットコイン取引サイト開設などを好感して14.0%高。エディア<3935>(東マ)は新ゲームアプリの事前登録開始などが期待を呼んでストップ高の18.0%高。ジェイホールディングス<2721>(JQS)は外断熱工法の職人が繁忙との見方あり軟弱場面でも下値が固いとされて一転ストップ高の21.8%高。アスカネット<2438>(JQS)は「デジタルサイネージジャパン2016」に出展とされて6.6%高となった。

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