新日本科学が材料性や値幅妙味など注目され高値に迫る

株式市場 銘柄

■ファイザーとの共同研究開発など将来への期待が衰えない様子

 新日本科学<2395>(東1・売買単位100株)は31日、続伸の始まりとなり、取引開始後に773円(45円高)と5月13日につけた年初来の高値824円に迫る展開になっている。5月初旬に投資先と世界的な製薬大手ファイザーとの共同研究開発などを発表し、24日には自社開発の経鼻投与基盤技術の研究成果が米国科学誌に掲載されたと発表。将来性への期待が衰えないようだ。

 業績は今期・2017年3月期も赤字の見込みだが、ファイザーとの共同研究開発などを発表したあとは5月9日から4日連続ストップ高の急騰となり、目先の業績よりも展開力などに期待する動きが強い印象だった。材料性があり、値幅妙味も大きいため、動き出すだけで資金が集まる可能性も言われている。

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