ペプチドリームは10周年記念配当などに期待あり全体相場に逆行高

銘柄

■6月中旬に設立10周年の学術講演会を開催と伝わり連想広がる

 創薬企業のペプチドリーム<4587>(東1・売買単位100株)は2日の後場、14時を回って6350円(60円高)前後で推移し、TOPIX(東証株価指数)の1.9%安や日経平均の2.0%安と比較して強い展開となっている。本日発表のIR開示などは特段見当たらないが、2016年6月14日に設立10周年の学術講演会を開催すると伝わっており、投資家の一部には10周年の記念配当などを連想して期待する動きがあるようだ。

 同社の配当は2011年6月期に1株あたり150円を実施して以降、12年6月期から見送り・無配が続いている。16年6月期の予想も、5月に発表した第3四半期決算短信では予想欄が空白(未定)。しかし、業績は好調で、13年6月以降は完全黒字化して15年6月期には最高益を更新した。有利子負債がなく、キャッシュフローについては潤沢に近いとの声がある。

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