【株式市場】懸念された円高進まず日経平均は3日ぶりの反発基調

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6589円97銭(27円42銭高)、TOPIXは1332.68ポイント(0.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億1440万株

チャート13 3日前場の東京株式市場は、前日のECB(欧州中央銀行)理事会などを受けて懸念された円高が予想ほど進まなかったとされ、ソニー<6758>(東1)などが反発して始まり、日経平均も朝方に153円59銭高(1万6716円14銭)と反発した。前引けも27円42銭高(1万6589円97銭)となり、3日ぶりの反発基調となった。

 クミアイ化学工業<4997>(東1)が6月決算好調の観測などで東証1部の値上がり率トップとなり、ペプチドリーム<4587>(東1)は業績予想の増額などを好感して一時ストップ高。ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は大和証券が目標株価を引き上げて高値を更新。フライトホールディングス<3753>(東2・売買単位100株)は日本で初となるスマホやタブレット上での電子マネー決済対応版の開発などが好感されてストップ高気配。

 東証1部の出来高概算は8億1440万株、売買代金は8543億円。1部上場1956銘柄のうち、値上がり銘柄数は1011銘柄、値下がり銘柄数は754銘柄となっている。

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