【株式市場】円安は鈍化するが材料株が強く銀行株も上げ日経平均は反発

株式

◆日経平均の終値は1万6675円45銭(95円42銭高)、TOPIXは1340.77ポイント(8.34ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億1468万株

チャート4 7日後場の東京株式市場は、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などの大手銀行株が13時頃にかけて一段高となり、円安基調が鈍化した割にコマツ<6301>(東1)アルプス電気<6770>(東1)が高いため、日経平均は14時にかけて一段強含んで反発幅を広げ、120円98銭高(1万6701円01銭)まで上げた。主な株価指数は総じて高い。

 国際石油開発帝石<1605>(東1)が山陰沖での試掘発表などを好感する形で一段強い展開となり、ブイ・テクノロジー<7717>(東1)は有機EL関連株のひとつで韓国LG電子の有機ELテレビ拡大報道などを受けて急伸。ヘリオス<4593>(東マ)は理化学研究所や京大、阪大などによるiPS細胞を用いた眼の難病治療が連想材料になりストップ高。ニッピ<7932>(JQS)も培養液材料などに連想が波及しストップ高。

 東証1部の出来高概算は16億1468万株(前引けは7億8203万株)、売買代金は1兆7798億円(同7884億円)。1部上場1956銘柄のうち、値上がり銘柄数は1152(同1073)銘柄、値下がり銘柄数は642(同692)銘柄。

 また、東証33業種別指数は27業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、その他製品、電力・ガス、非鉄金属、保険、電気機器、精密機器、銀行、化学、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る