ティー・ワイ・オーは新規事業としてPR事業の開始を決議

■国内のPR市場規模は年々拡大傾向

 ティー・ワイ・オー<4358>(東1)は10日開催の取締役会で、新規事業としてPR事業を開始することを決議した。

 当社グループの成長分野である国内における広告主直接取引では、10年以上にわたり実績・ノウハウを蓄積し、近年では大手企業を含むクライアントからの媒体を跨いだ一括受注案件の増加、受注規模の拡大等により、収益は順調に推移している。

 しかし、クライアントからの引き合いが多いPR業務の機能を当社グループ内に保持していなかったため、従来、PR業務については外部委託による対応が中心となっていた。

 また、2014年の国内PR業売上は948億円であり、イベントやWEB、リスクコンサルティング等のPR関連事業を含めた2014年の国内PR市場は推計4,351億円に達する広大な市場規模となっている。さらに、インターネットやスマートフォンの普及、媒体の多様化に伴い、国内のPR市場規模は年々拡大傾向にある。

■PR業界屈指の人材を核としてPR事業を開始することを決定

 このため、当社グループの事業規模の拡大及び収益性向上の実現には、PR業務は不可欠な機能であるため、PR分野への進出を重要な経営施策の一つとして位置付け、入念に検討を進めてきた。その結果、当社グループ内においてPR事業を開始し、独自のサービスを確立・展開することが、最も有効な手段であると判断し、PR業界屈指の人材を核としてPR事業を開始することを決定した。

 PR事業の開始により、当社グループが有するクリエイティブ・エージェンシーとしてのコンテンツ創造力と、コミュニケーションサービスであるPR事業を融合し、顧客視点に立脚したサービス体制を構築することで、早期に圧倒的な競争優位の確立を図る。

 PR事業は、中期的に売上高30億円、営業利益3億円程度(営業利益率10%)を目指す。事業開始は、10月を予定している。

 今期は、本格的な事業展開のための準備期間と位置付けており、当期の連結業績への影響については軽微としているが、中長期的には主軸事業の一つとして成長することを見込んでいる。

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