【株式市場】英国のEU残留派が優位と伝わり日経平均は一時435円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5943円76銭(344円10銭高)、TOPIXは1278.86ポイント(28.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6433万株

チャート13 20日前場の東京株式市場は、英国の最新の世論調査ではEU(欧州連合)離脱問題について残留支持派が一転、優勢と伝えられたことや、為替が円安基調に転じたことなどが好感され、英国に子会社や拠点工場をもつ日本板硝子<5202>(東1)日産自動車<7201>(東1)などが上げ、日経平均も9時30分過ぎに435円高の1万6035円44銭まで上げる場面があった。取引時間中としては6月14日以来の1万6000円台回復となり、前引けは344円10銭高(1万5943円76銭)だった。主な株価指数は軒並み高い。

 ゆうちょ銀行<7182>(東1)が資金運用先を不動産などのリスク資産にも拡大と伝えられ、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株とともに高くなり、鉄鋼株は英国がEU残留なら中国景気の回復にも結びつくとの見方などで高い。西松屋チェーン<7545>(東1)が前週後半に続き業績予想の増額などを好感して大幅続伸となり、16日新規上場の農業総合研究所<3541>(東マ)は2日連続ストップ高の場面。ソフトフロント<2321>(JQS)は「クラウド郵便」などに期待衰えずストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億6433万株、売買代金は8516億円。1部上場1959銘柄のうち、値上がり銘柄数は1799銘柄、値下がり銘柄数は116銘柄となっている。

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