【業績でみる株価】平山の株価は16年6月期の減益織込む、17年6月期は回復へ

■四季報はEPS105円(16年23.4円)と予想、急反発のタイミング近い

 平山<7781>(JQ・100株)の2016年6月期は増収、減益となったもようだが、今期・17年6月期は利益回復が予想されそうだ。医療機器、輸送用機器、住宅設備機器、食品関連製品、宇宙航空、鉄道、家電・精密など有力産業のメ-カーが相手のアウトソーシング・製造請負と技術者派遣を主たる業務としており受注好調なことがある。受注に対する適正な配置等が進まなかったことによる生産性の低下と外注費の増加が前期減益の主たる要因だが、今期はこの点が改善される見通し。

 売上構成比率は、『アウトソーシング・製造請負』が約88%、『技術者派遣』が約10%、『その他(コンサルティング)』が約12%となっている。集計に入っている16年6月期は売上は8.2%増の97億3900万円と増収だが、営業利益は67.2%減の1億2400万円の見通し。受注全般は堅調だが、医療・医薬分野と精密機器分野において受注量が期初計画を下回ったことも利益に影響した。

 株価は2月12日に1225円まで下げたが、それ以後は2月安値を下回ることなく1300円どころで底堅く推移、前6月期の減益は織込んだとみられる。今6月期は年38円配当(前期35.22円)へ増配の方針を打ち出していることからみても今期の利益回復はほぼ間違いないだろう。とくに、日本のモノづくりを支える技術者に特化したビジネスを展開する同社の将来性は大きく期待できる。前6月期推定EPS23.4円で計算したPERは53倍ていどと高いが、今期予想配当に対する利回りは3.0%ていどと魅力的だ。

 8月中旬に6月期決算を発表の見通し。ここで17年6月期が回復なら急伸が予想される。ちなみに、四季報は17年6月期のEPSを105.3円と予想している。予想通りならPERでも割安となってくる。中期で好仕込み場といえる。

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