クラリオンはバックカメラ義務づけ方針など好感し10%高

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■複数の車載カメラなどによる安全運転支援システムを手がける

 クラリオン<6796>(東1・売買単位千株)は13日の後場寄り後に10%高の262円(23円高)まで上げ、3日続伸基調。英国のEU離脱を受けて全体相場が急落した6月24日以来の260円台回復となった。複数の車載カメラなどを組み込んだ商用車やバス向けの安全運転支援システムを製品化しており、国土交通省が自動車の後方の安全を確認する目的でバックカメラの装着を義務づける方針と伝えられ、連想買いが広がっている。

 円高が逆風になるため、2015年10月以降は調整基調が続いているが、この数日は10兆円規模の経済対策や米国の利上げ観測後退などを受けて円安基調が再燃しており、こうした状況が続けば信用売りを買い戻す動きが増えて株価の戻りに拍車がかかる可能性が出てくるようだ。

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