【株式市場】首相の経済対策発表などに期待強まり後場一段高となり建設株なども高い

株式

◆日経平均の終値は1万6610円19銭(227円15銭高)、TOPIXは1316.21ポイント(9.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億4394万株

チャート15 27日後場の東京株式市場は、正午過ぎに政府の景気対策の概要を安倍首相が今日中に発表と伝えられ、日経平均は株価指数の先物主導で一段高の始まりとなり、取引開始後に438円39銭高(1万6821円43銭)まで上げた。その後は日本時間の今夜、米国の金融政策会合の結果が判明するため模様ながめムードが強まり、320円高の1万6700円をはさんで小動きとなった。主な株価指数はおおむね高い。

 後場は、引き続き、ミツミ電機<6767>(東1)が「ポケモンGO」専用の腕時計型端末を思惑材料にストップ高を続け、大林組<1802>(東1)太平洋セメント<5233>(東1)は景気対策への期待などで一段ジリ高。コンクリート用特殊ボルトなどのサンコーテクノ<3435>(東2)も活況高。インベスターズクラウド<1435>(東マ)は業績予想の増額などが好感されてストップ高。アパマンショップホールディングス<8889>(東1)は「民泊」拡大政策などに期待とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は22億3908万株(前引けは8億4394万株)、売買代金は2兆5343億円(同9837億円)。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は1403(同1292)銘柄、値下がり銘柄数は457(同523)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(同24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、化学、輸送用機器、非鉄金属、ガラス・土石、ゴム製品、金属製品、繊維製品、機械、その他金融、電気機器、などとなった。

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