【株式市場】日経平均は3日ぶりに1万7000円を回復し新規上場銘柄は一部波乱

株式市場

◆日経平均の終値は1万7210円05銭(390円32銭高)、TOPIXは1376.32ポイント(24.31ポイント高)、出来高概算(東証1部)はは27億2884万株

チャート15 18日後場の東京株式市場は、前場上げたトヨタ自動車<7203>(東1)などが一進一退に転じた一方、三井不動産<8801>(東1)セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)などが一段強含み、物色が広がる中、日経平均は13時にかけて一時454円50銭高(1万7274円23銭)まで上げる場面があった。3日ぶりに1万7000円台を回復。ロシア関連株とされるJT<2914>(東1)も欧州株の堅調などを好感して高く、外資系証券の目標株価引き上げが伝えられた電通<4324>(東1)も高い。スマートEブック<2330>(JQS)は地方創生関連株とされて急伸し、昨日新規上場の今村証券<7175>(JQS)はストップ高、上場3日目のU-NEXT<9418>(東マ)も高い。

◆本日は3銘柄が新規上場となり後場値を消す銘柄もあった。
・東証1部に直接上場となったgumi(グミ)<3903>(東1、売買単位100株)はスマートフォン向けオンラインゲーム開発などを行ない、9時ちょうどに公開価格3300円で初値。高値は3340円、終値は3165円。
・東証2部に上場した大冷(だいれい)<2883>(東2・売買単位100株)は「骨なし魚」のトップ企業で、9時11分に公開価格1800円に対し1680円で初値。高値は1744円、円。終値は1665円。
アドベンチャー<6030>(東マ、売買単位100株)は国内航空券などのネット販売も行なうオンライン旅行社で、買い気配を上げて13時59分に公開価格公開価格2500円の2.3倍の5680円で初値がついた。高値は6430円、終値は本日の下限値の4680円。

 東証1部の出来高概算は27億2884万株(前引けは12億9326万株)、売買代金は2兆8877億円(同1兆3382億円)。1部上場1855銘柄のうち、値上がり銘柄数は1608(同1754)銘柄、値下がり銘柄数は169(同64)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、倉庫・運輸、食料品、水産・農林、石油・石炭、サービス、陸運、パルプ・紙、ゴム製品、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  2. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  3. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  4. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  5. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  6. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る