【株式市場】好決算株など強く日経平均は2日続伸だがTOPIXは小安い

株式

◆日経平均の終値は1万6635円77銭(66円50銭高)、TOPIXは1321.83ポイント(0.91ポイント安)、出来高概算(東証1部)は24億409万株

チャート15 8月1日後場の東京株式市場は、好決算銘柄や材料の出た銘柄を選別買いする展開となり、前週末に四半期決算と自社株買いを発表した日本特殊陶業<5334>(東1)などが後場一段ジリ高。日経平均は13時にかけて108円22銭高(1万6677円49銭)まで上げて2日続伸となった。ただ、TOPIXは堅調転換しきれず大引けも小安い。主な株価指数は総じて高い。

 三井住友フィナンシャル・グループ<8316>(東1)などのメガバンクや第一生命保険<8750>(東1)などの生損保株が日銀のマイナス金利の据え置きなどを好感して続伸幅を広げ、三菱地所<8802>(東1)も後場一段ジリ高。四半期決算が好調だった日本ライフライン<7575>(東1)はストップ高。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>(東マ)は前週末に企業の子会社化を発表し出直り拡大となり、ヒロセ通商<7185>(東1)は前週末発表の四半期決算などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は24億409万株(前引けは12億2002万株)、売買代金は2兆4867億円(同1兆2337億円)。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は508(同532)銘柄、値下がり銘柄数は1384(同1326)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がりした業種は、銀行、情報・通信、精密機器、医薬品、サービス、パルプ・紙、不動産、石油・石炭、となった。

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