【株式市場】好決算銘柄や材料株が好調で日経平均は反落だが底堅い

◆日経平均の終値は1万7558円04銭(116円35銭安)、TOPIXは1408.75ポイント(6.32ポイント安)、出来高概算(東証1部)は22億9631万株

チャート5 2日後場の東京株式市場は、ギリシャ新政権の債務減免を巡る姿勢が為替波乱要因とされて様子見気分があり、日経平均は115円安の1万7550円をはさんで小動きとなった。朝方の214円94銭安(1万7459円45銭)からは大きく持ち直したが、高値は45円99銭高(1万7628円40銭)だった。東証マサーズ指数、日経JASDAQ平均も小安い。

 前場は安かったトヨタ自動車<7203>(東1)が小高くなり、前週末に第3四半期決算を発表したホンダ<7267>(東1)は後場寄り後に一段強含んで堅調持続し、やはり30日に第3四半期決算を発表した日東電工<6988>(東1)Jパワー<9513>(東1)が高値を更新し、富士通<6702>(東1)は大幅に出直った。昼12時に抗真菌薬と四半期決算を発表したアステラス製薬<4503>(東1)や、台湾企業との提携を発表したオンキヨー<6628>(JQS)も高い。

 東証1部の出来高概算は22億9631万株(前引けは11億7480万株)、売買代金は2兆2944億円(同1兆1345億円)。1部上場1862銘柄のうち、値上がり銘柄数は530(同520)銘柄、値下がり銘柄数は1236(同1196)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がり業種は7業種(前引けは7業種)となり、値上がり率上位の業種は、陸運、医薬品、石油・石炭、輸送用機器、卸売り、非鉄金属、化学、だった。

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