北川精機が今期の業績予想など材料にストップ高の急反発

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■炭素繊維成形装置に期待した急騰の第2幕に発展するかどうか注目

 北川精機<6327>(JQS・売買単位100株)は22日、買い気配のままストップ高の465円(80円高)に達し急反発となった。19日の大引け後に発表した2016年6月期の決算は減収減益だったが、今期・17年6月期の見通しを劇的な急回復の見通しとしたことなどが材料視されている。

 このところは、炭素繊維を用途に応じたシート材に加工成形する装置「CFRTPシート材成型装置」が注目されて8月12日から3日連続ストップ高。その翌日も一時急伸し、この間、210円前後から536円まで2.6倍の急騰となった。本日の急反発は、手掛かり材料は異なるものの、基調としてはこの急騰相場の延長上に当たるとの見方がある。V字型の切り返しになったため、急騰相場の第2幕に発展するかどうか注目されている。

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