エレコムがジリ高、3000円へ再挑戦

株式市場 銘柄

 パソコン、スマホ関連機器の大手エレコム<6750>(東1・100株)が、値を戻してきている。7月25日に3100円の高値をつけたが、終値は3000円を下回った。8月初旬には2143円まで調整となったが、26日終値は2552円と値を戻している。ジリ高の動きで、昨年10月の株式2分割後の3000円定着に期待が高まる。

 2017年3月期も、最高益更新を狙う。会社予想純益52億7000万円は、予想を上回る着地となった前期を10.8%上回る。主力のパソコン関連は根強く、スマホ関連の商品が上乗せされている。また、訪日客増加による無線環境整備、マイナンバーの普及などによる個人情報保護の意識も後押し。ホテルでのwi-fi環境整備やセキュリティの高いUSBの需要が見込まれる。業績面では不安なく、PERも19倍台で上値余地は高い。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る