ジェイエスエスが急伸、累進配当の導入と今3月期末配当の増配を好感

■M&A戦略を強化、短期的な業績変動に左右されず安定持続配当を

 ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)は1月17日、急反発となり、取引開始後に14%高の456円(55円高)まで上げる場面を見せ、活況高となっている。スイミングスクール運営の大手で、16日の夕刻に累進配当の導入と2025年3月期の期末配当の増配を発表し、好感買いが集中した。25年3月期の期末配当は1株10円の予定(従来予想比3円増)とした。

 同社はM&A強化などにより2028年3月を目標時期とする「100店舗、売上高100億円、時価総額50億円Over」の達成へ向けた取り組みを進めており、この過程で、短期的な業績の変動に左右されることなく安定的かつ持続的な配当を行うことが重要と考え、累進配当を採用した。25年3月期当期は、24年5月にM&A戦略の第1弾となる(株)ワカヤマアスレティックスの連結子会社化により、持続的に安定した利益成長と企業価値の向上、株主価値の向上につながる一歩を踏み出したことを契機に配当政策の変更を行うこととした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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