【株式市場】主力株など強いが米景気指標を控え日経平均は伸びきれず

株式

◆日経平均の前引けは1万6926円84銭(39円44銭高)、TOPIXは1337.38ポイント(7.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億4374万株

チャート5 9月1日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜、米国の製造業景況指数などの発表があり、2日夜には雇用統計などがあるため様子見ムードが漂い、為替は円安基調を続けたが日経平均は後場寄り後の53円78銭高(1万6941円18銭)を上値に伸びきれなかった。主な株価指数の中では、前引けに続き東証2部指数が軟調。

 後場は、任天堂<7974>(東1)がここ数日の円安などを材料に次第高となり、31日にそれまでの東証2部から1部に昇格したクリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)も高い。安川情報システム<2354>(東2)は昨日の反落から早速切り返し、大引けにかけて一段強調。カヤック<3904>(東マ)は7月下旬に発表したVR(仮想現実)体験コンテンツなどに期待とされて急伸し、ラクオリア創薬<4579>(JQG)は31日付の同社に関する企業リポートなどが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は18億4374万株(前引けは9億5730万株)、売買代金は1兆9541億円(同8582億円)。1部上場1973銘柄のうち、値上がり銘柄数は1182(前引けは1073)銘柄、値下がり銘柄数は656(同734)銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種(前引けも25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、銀行、水産・農林、医薬品、その他金融、などとなった。

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